すっかり衣替えが済んで、クローゼットが冬物だけに。
衣替えが苦痛過ぎて、服を減らしにかかった過去。
今では負担を抱えることもすっかりなくなりました。
オンワード樫山が行ったアンケート(2025年11月調査)によると「衣替えのタイミングが難しくなった」と答えた人が約7割にのぼったそうです。
確かに、もう今年は冬が来ないんじゃないかと思うくらい暑い日が続いてましたね。
『いつ衣替えを行ったか』の質問に対して1番多かった回答は、「特に決めず、常に出し入れできるようにしている」(26.0%)でした。
これなら、今年のように突然寒くなって、慌てて冬服を出してくることになっても問題なさそうです。
あと興味深いのが「衣替えはしていない」 (16.4%) の回答。
季節を問わず、出し入れできる状態ならストレスフリーでいいですね。
どちらにしても、衣替えの負担を軽くするために、皆さん工夫を凝らされているのが分かります。
最近、「衣替えが終わる前に、次の衣替えの時期が来てしまった」と嘆いていらっしゃる方がいました。
「衣替えはしていない」の中に、このパターンの方が多くないことを祈ります。
聞いてみると、衣替えできてなくて着る物がないので、新しく買って更に服が増えるという悪循環になってしまっているそうです。
ということは、出番のなかった服がどこかにたくさん眠ったまま。
ここで、今シーズン着なくても済んだということは手放しても大丈夫、ということに気付ければいいのですが⋯。
私の衣替えは、ちょっと涼しくなった秋口に一回、しっかり寒さが増した冬の入り口に一回、と段階的にやっています。
我が家では、シーズン物は1階のファミリークローク、オフシーズンの物は2階にしまっています。
利便性を考えると、よく着る服は1階のファミリークロークが最適。
本当は、衣替えしなくていいようにすべてをズラリと並べておきたいのですがスペースの関係上、衣替えせざるを得ません。
それでも、2階のオフシーズンの物はタンスとハンガー掛けなので、すぐ出せる状態ではあります。
衣替えの時期になると、季節の終わった衣類を洗濯カゴに詰め込んで、2階へ持っていきます。
そして、これからの季節の衣類をカゴに詰めて1階のファミリークロークへ下ろします。
時間としては10分程度。
(私1人分)
家族の中で1番服が少ないのが私。
だから衣替えは、あっという間に完了。
以前は季節の変わり目に1階と2階を何度も往復し、家族の分も合わせて入れ替え作業を行っていました。
だから、毎回負担が大きく、憂鬱な作業でした。
せっかく入れ替えたのに結局袖を通すこともなく、また衣替えの時期を迎えて同じ作業の繰り返し。
それを不毛に感じ、対策を練りました。
私は、いつも結局同じような服を選んで着てる。
ならば、服を定番化して数を絞っていこう。
普段着や仕事着の制服化です。
制服と割り切れば、少ない枚数で着回せます。
おかげで、服の量が減って衣替えの負担が大幅に減りました。
さらに、毎日の服選びは楽になるし、無駄に服を買うことも減るという効果まで。
問題は、そんなに着てる様子はないのに、大量の服持ちの夫の分。
聞くと絶対「着てる」と言う返事しか返ってきません。
そこで私がしたことは、いや⋯しなかったことは、衣替え。
季節が変わろうが、入れ替えをしませんでした。
そして、2階のタンスに残した服にその時ひとつずつラベルを貼りました。
年と月の日付を書いて。
着るときに絶対目立つ襟元に貼っているので、出してきて着用する場合はラベルを剥がすことになります。
だから、ついてるラベル見れば、最後いつ着たのかが分かるという寸法です。
一度も袖を通さず何年も経っていると気付けば、さすがに手放す気持ちにもなれるかと。
今のところ、夫分のスペースから衣類があふれ出たことはありません。
ラベルがついた服は、いまだにタンスの中にチラリと見えますが⋯。
私が衣替えを放棄してから、夫はある程度自分で管理するようになりました。
たぶん仕方なく。
そこで気づきがあったのか分かりませんが、『増えたら減らす』をちょっと意識しているように感じます。
それでも私のと比べたら、かなりの量なのですが⋯。
社会人の娘も最近服の量がかなり多くなってきましたが、自分のスペース内で管理しているようなので何も言いません。
私の収納場所は、服が減っても前と変わらないスペースを死守しています。
季節がほぼ二季(流行語大賞^^)になって、寒さが急にやって来ます。多分来年も。
衣替えの概念が崩れそうな近年では、オールシーズン対応のクローゼットにしていく方が効率よさそうです。
フタ付きの収納ボックスなどは、たくさん収納できて持ち運べるというメリットはありますが、出し入れには手間がかかります。
衣替えフリーを目指すなら不向きではあります。
引き出しやハンガー掛けの収納で、いつでも出し入れできるような形の方が向いているといえるでしょう。
何よりも、まずは自分が無理なく持てる量を見極めることが大事。
そうすれば、日常の管理面でも衣替えでも悩まされずに済むこと間違いなしです。
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