片付けているはずなのに、なんだかゴチャゴチャして見える⋯
そんなことはないですか?
それは、もしかしたら色のせいかもしれません。
部屋の中にあるモノたちの色です。
食品や消耗品のパッケージやボトル、
タオルやフキンの布物、
モップや雑巾、スポンジなどの掃除道具、
子どものおもちゃ
などなど⋯
いろいろな色であふれていないでしょうか。
部屋の中に色が多いと、どうしても雑多な印象になってしまいます。
スッキリ見せたいなら、色を使いすぎないこと。
同系色でまとめるか、メインの色を多くても3色くらいに絞ると良いです。
自分の家は何色にすればいいかなぁと色選びで迷うときは、建具や家具、又はもともと家の中に多い色を参考に決めると良いかと思います。
我が家も、建具や壁の色に合わせて、メインカラーをブラウン&ホワイトに決めています。
大きく目立つものは茶と白に、小物に黒や青が入っている感じです。
大部分が同じ色でまとまっていると、調和がとれて見えます。
メインのカラーが決まったら、これからモノを買い足す必要があるときはその色に合わせて揃えていけば、だんだん家の中に統一感が出てきます。
そして問題は、パッケージなどについている派手な色や主張の強い文字。
表に出ているとどうしても悪目立ちしていまいます。
そういった生活感だだ漏れのモノは、カゴや収納ケース、または扉や引き出しの中に定位置を決めて入れていきましよう。
収納ケースも色を揃えることですっきり見えます。
天然素材のカゴなど使えば、生活感が消えておしゃれな印象に。
我が家でもカゴは大活躍。
そして、私が家の中をスッキリみせるために買い物から帰るとやることがあります。
それは、商品をパッケージや箱から出すこと。
その後、定位置へ。
乾物、ウーロン茶のパックなどは袋から出して、瓶ボトルへ詰め替えて…
オリゴ糖のうるさいラベルは剥がして…(笑)
意に沿わないデザインや文字は、徹底的に隠すか除外することで、かなりすっきりして見えます。
出すことで、嵩(かさ)が減るし、使う時すぐ取り出せて楽ちんという利点も。
更には見た目も良いとなれば、一石二鳥どころか一石三鳥ですよね。
ちなみに、引き出しや扉の中でも、パッケージや外箱から出してすぐ使える状態にしておくというのは基本。
これは調理の仕事をしていたときからの習慣で、使う時さっと出せるようにしておくことは現場では必須だったためです。
そして、お子さんがいらっしゃるお家には必ずあるおもちゃ。
これらもカゴや収納ケースに入れることで解決。
どうしてもおもちゃは派手なはっきりとした色が多いし、子どももそういった色を好む傾向があります。
色も形も様々なこれらは、見えているか見えいないかで、部屋の印象がだいぶ違ってきます。
おもちゃ収納は、ケースに放り込むだけとか、子どもでも簡単にしまえる仕組みにしましょう。
遊び終わった後は収納スペースに戻すというルールを設けることで、お片付けを身につけてもらえるいい機会になります。
そして、どうしても表にあって目に付くタオルなどは、色にこだわってみましょう。
うちの場合
キッチンは茶色、
トイレは白、
バスタオルは、ブラウン(夫)、ベージュ(私)、ホワイト(娘)のグラデーションカラーと決めています。
スポンジや掃除道具も、モノトーンなどの落ち着いた色を選べば、表に出ていても悪目立ちしません。
最近はシックな色が市販であるので助かりますね。
昔からある、どぎついグリーンとかオレンジとかの市販品、何故わざわざそんな色なのか不思議。
私は青色が好きで部屋のアクセントとして取り入れる小物もブルー系が多いのですが、昔から持っている古いものには赤色が結構あります。
(子どもの頃は赤を好んだのかも)
家の中には、それらの赤をまとめた一角があります。
ただし、それは扉の中。
なので、ぱっと見は見えません。
くすんだようなレトロな赤色を集めたこのスペースは実はお気に入りです。
決めた色から外れるけど、持っておきたいというなら、こんなふうに見えないところで活躍してもらうこともできます。
部屋ごとやコーナーごとに色をまとめるというのもいいかもしれません。
色のことは考えたことがなかったという方は、これを機会にぜひ意識を向けてみてください。
すべてをいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、色による視覚効果は抜群なので、やらない手はないです。
まずは部屋を見回してみてください。
さて何色でいきましょうか。
方向性が決まると、今後の買物でも迷いが減ります。
徐々に自分色になっていく部屋、楽しみですね。
見た目に嬉しいと、家にますます愛着が湧いてきます。
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