先日、講座を開催しました。
お仕事を引退された年代の方たち向け。
2年前ぶりにおじゃましたので、冒頭で質問してみました。
「2年前も参加された方〜?」と聞いてみると、7割くらいの方が手を挙げられました。
「内容覚えている方〜?」と聞くと、皆さんそっと手を下ろされました(笑)
前半は、片づけの基本となるところを再びお話しました。
覚えている方がいらっしゃったなら、また同じ話と思われたかもしれません。
でも、大事なことなので何度でもお話します。
次また機会があったとしても、間違いなく話すことでしょう。
他は忘れてもこれだけは忘れないで帰ってくださいね、と念を押して言ったことはというと…
―モノを自分が管理できる量にすること―
―モノの定位置をつくること―
正直このふたつができれば、片づけは成功したようなもの。
覚えてもらいたいがゆえ、講座の中で少々しつこい言い方になっている気がします。
エビングハウスの忘却曲線というのがあります。
(ある講師の方の受け売り)
記憶の忘却を表す曲線で、学んだ1日後には約7割忘れてしまうのだそうです。
復習をすることで、記憶の低下を抑えて、記憶を定着させることができるとのこと。
復習はここでは行動と置き換えていいかと思います。
話を聞いて終わりではもったいない、ぜひ学んだことを実行に移していただきたいです。
参加者の皆さんが書かれたアンケートを読ませていただくと、前向きな感想が多かったので、ホッとしたり嬉しかったり。
「すぐに試してみたい」
「すべて刺激になりました」
「思い切って処分します」
片付けに意欲的な意見が多かったのは、アンケートを書いたのが講座終了後すぐだったからかもしれませんね。
話を聞いてすぐは、少なからず感情が高ぶっているでしょうから。
(そうあってほしいという願望)
講座に参加する意義は、正にそこですよね。
今回の講座を聞いて、片付けのことを考えるきっかけとなった方も多いと思います。
気付き、そして意識する。
そのあとは、できるだけ早い段階で次の行動に移すことが成功への鍵となります。
講座には、なかなか参加できないという方は、本や動画など刺激になるものに触れるのもいいですね。
薄れゆく高ぶりを取り戻すのにも有効です。
私も昔、録画した片付けの特集番組を流しながら、断捨離してたのを思い出します。
モチベーションを上げて、片付けに臨んでいましたね(懐かしむ…笑)
自分の気持ちが上がる何かがあるといいです。
刺激をもらったら、やる気に満ちている間に進めていきましょう!
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