もったいないと言って
物を捨てようとしない親とよく衝突します。
捨てないので、どんどん物が
たまっていく一方です。
こんなお悩みが寄せられ
とても他人事とは思ず…
気付いたらいつの間にか
実家がモノで溢れていた
ということは往々にしてあります。
特にキッチンやリビングスペースに
あらゆるモノが集中してしまっている
という感じです。
ご相談の方の親御さんは
60代後半くらいで
同居ということですが、
年齢層が高くなるにつれて
モノを自分のいる近くにおいておきたい、
目に見える状態にしておかないと不安、
という方が多いのです。
自分が親の年にならないと
なかなか理解しがたいかも
しれませんね。
そもそも
モノを捨てると言う概念がない。
(場合が多いです)
育ってきた環境が
自分たちの頃と
大きく違っているということは
理解する必要があります。
親世代は
モノを大切にする=捨てない
という考えが根強い。
身内だと
ついキツ~い言い方をしてしまって
それに対して相手も反発する…
という悪循環に陥りがち。
人の気持ちを変えるのは
容易ではないので
まずは自分が管理できる部分を
地道に整えていくことを
おすすめします。
居心地良さそうにご機嫌でいると
徐々に周りはその様子に
影響を受けていくものです。
親御さんは
物を持っておくことで安心感を
得られているのではないかと思います。
そこで
使わないけど
取っておきたいという物は
日常空間以外の場所で
まとめておくという手があります。
箱やケースに種類別に
入れて中身が分かるように
表示しておきます。
実家だと割と
スペースに余裕があったり
空き部屋があったりしますので
そこに収納しておくといいですね。
「普段は使わないから
よけているけど捨ててはいないよ。」
といえば安心してもらえますし
いざ、片づけしようとなったときも
まとめてあるから整理しやすいです。
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