今でこそ、必要以上のモノは持たないようになりましたが、以前は本当にモノを手放せませんでした。
いつか必要になるかも…
何かに使えるかも…
以前、モノを取っておくときに唱えていた呪文です(笑)
「どうして捨てられるようになったんですか?」と最近聞かれることがあって、考えてみました。
昔のことは、なぜか鮮明に思い出せないので苦労しました。
忘れる、という才能に関しては、人より優れていると自負があります(笑)
たぶん自己防衛反応みたいなものだと思います。
精神的に良くないことは記憶から消去してしまうみたいな…。
最近は肝心なことまで忘れるので、メモは必須になりました(汗)
それはともかく、
ひとつ覚えているのは、ある時にふとよぎった感情みたいなもの。
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もしかしたら、人生半分くらい来たかもしれない。
この先、今持っているこのモノたちと過ごすことになるのか?
何となく先は見えてるし、
いらなくない?
必要なくない?
今まで必要なかったし…
自分の人生の最後まで持っておきたい物、正直そんなにないかも。
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ここまで明確に言葉としてあったわけではないけれど、一瞬そんな風にバッと頭の中に浮かんだのを覚えています。
もしかしたら、そこからだったかもしれません、物を手放せるようになったのは。
40代という年齢に達していたことと、子どもがある程度成長して生活が落ち着いてきたことも大きかったかもしれません。
これからは、自分にとって大事なものだけを手元に残していきたい。
そう思うとまだまだですが、その選別というか、過程も楽しめたらいいなと思ってやっています。
判断が難しいこともあるけれど、そんな時は将来の自分を想像してみます。
「理想の自分はこれ持ってる?」
そう考えると、
あ、いらないかも…って手放せたりします。
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