うすはりガラスのコップ。
強くつかんだら割れてしまうんじゃないかと思うほど繊細。
触れる指先は自然と緊張感を持ち、扱いも丁寧になる。
コップに注ぐ飲み物は、不思議と見た目にも体にも良いものを入れてみたくなる。
あぁ、そうか。
お気に入りの良いものを日常に使うというのは、こういうことか…。
ピッと背筋が伸び、物に見合った生活をしなくては、という思いになる。
自分自身も高められていく感覚。
今はまだ、すべての物がそうではないけれど、徐々に理想の暮らしに近づけていきたい。
10年後、20年後、お気に入りの物に囲まれた空間で過ごす自分の姿をイメージしてみる。
将来が楽しみになってきた。
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